モスクアの灼熱地獄

今朝のモスクアタイムズ紙を読むと、不気味な恐怖感に圧倒される。

モスクアは記録に無い高気温に加えて、周辺の森林火事、ピートの泥炭が延焼中で、空気の質が急に悪化して日常生活を脅かしている。

モスクア市当局は、市内で死亡する数が通常の三倍になったとし、市民に外出をしないよう呼びかけている。

又外出時には必ずマスクを着用するよう勧告。

政府建物を一般に開放したので、集って冷房で体を冷やすよう呼びかけ。

サッカーをはじめ屋外スポーツは禁止。

同紙が伝える各国対応：
・アメリカ、９月５日まで、モスクアへの渡航警告。
・ドイツのモスクワ大使館は、業務を一時停止。
・オーストラリア、カナダ、チェコ、イスラエル、ポーランド大使館は一部職員を国外に退避させた。
･イタリアは、モスクアへの渡航を一時禁止。

メドヴェデフ周辺の医療専門家の言として、現在の状況に対処する方法として、順位をつければ；
１）モスクアから退避する事
２）必ずマスクを着用の事
３）直射日光を避ける事
４）アルコールの摂取を止める事
５）水分を多く摂る事

モスクアにはマスク不足、ドイツ始め各国からマスクの緊急空輸が始まっている。
一方、空港は未だ操業中だが影響が出始めている。

メドヴェデフ大統領は　"地獄のような状態だが、何時か晴れる。忍耐を持とう。"と国民に呼びかけ。

バイロン